18日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比3.58ドル安の1万3,888ドル96セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同6.64ポイント高の2,799.31で終えた。バンク・オブ・アメリカの決算が大幅減益で、クレジット危機が経済に打撃を与えていることが改めて認識された。
全米に支店を持つため銀行業界の指標と考えられているバンク・オブ・アメリカが32%の減益を発表したことで信用収縮の影響に対する不安が広がった。今週、金融大手シティグループと貯蓄金融機関大手ワシントン・ミューチャルも同様の決算を発表している。
銀行や証券会社はサブプライムローン(信用力の低い貸し手向け融資)問題で第3四半期に打撃を受けている。サブプライムローンの債務不履行が危険な水準まで増加したことから、世界的なリスク回避の動きが起こり、クレジット市場の流動性が低下した。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数が2月以来の増加幅を示したことを受け、米国債は反発し、ドルは対ユーロで最安値を更新した。新規失業保険申請件数の結果はエコノミストの予想を大きく下回っており、住宅市場の低迷と世界的なクレジット問題の影響で労働市場が弱まり始めていることを示唆している。